神奈川県の結婚式

結納の儀について

結納金は、50万円くらいが標準で、帯料という名称です。結納の時の準備する品数は、7~9品が一般的です。

結納を行う場所は、昔は嫁の家庭で、和服姿などの正装をして本人とお互いの両親で、行う方が多かったのですが、最近の傾向としては、ホテルや、箱根などの観光地のリゾートホテルの一室で行われる事が標準的になってきました。

結婚式披露宴について

披露宴は、招待客の人数やどのような方をご招待するかによって、かなり個性が現れる物になっています。

親族や友人のみの小規模な披露宴は、神奈川県内や都内のおしゃれなレストランや料理店を貸し切って行われる事が多いのですが、招待客の人数が多かったり、お客様の層が上司や、目上の方、親の関係者、議員さんなどの場合は、貸切りレストランで行われる事は、まずありません。
このような場合には、披露宴会場や、名前の通った一流ホテルで行う事が、ほとんどです。

結婚式披露宴に招待するゲストや、人数は?

結婚式の披露宴のゲストの数は、新郎新婦のご両家あわせて最低でも100人位です。
こじんまりと身内プラスアルファーでの披露宴も中には有りますが、一般的とは言えません。

また、両家が招待するゲストの人数は200人位が普通で、親戚の人数が多い場合などは、田舎からバスを借り切って招待しますので、400人~500人のやや大規模な披露宴も行います。

結婚式にかかる費用について

結婚式にかかる費用は、大よそ、一人3万円×人数分は、最低かかります。グレードアップすると、一人6万円×人数分が目安となります。

この費用の中には、挙式・衣装代・会食代・控え室・写真代など結婚式を行う為の費用が含まれています。

ご祝儀について

御祝儀は友人であれば、3万円が相場で、上司や親族は、一人10万からです。

会費制の披露宴も有りますが、ホテルや披露宴会場で行う場合は、幹事の方が受付に立って御祝儀を頂き、参列者の記帳をご記入して頂く形式です。

引き出物の内容や数について

引き出物については、最近は、デパートのギフト冊子をお渡しして、後から、自分のお好みの品物を選んで頂く事が多いです。
3000円~5000円位の物が一般的です。
重たい荷物を持って帰るよりもスマートな方法だからです。

二次会について

二次会は、ホテルの別のフロアーを予約しておいて移動する事が最も一般的です。

招待する側も、される側も、同じホテル内の移動の方が便利ですし、荷物をクロークに預けたまま、移動ができますので、好まれます。また、雨の日でも面倒でありません。

結婚式後の風習について

結婚式や新婚旅行の後、特に新郎側の親戚に挨拶に行く方も見受けられますが、最近の傾向としては、簡略化されて、お礼の御手紙を郵送して、終わらせる事が多いい様です。
仲人さんがいる場合には、ご挨拶に伺うことが一般的です。

その他、地域独特の儀式やしきたりについて

神奈川県独自の結婚式にまつわるしきたりは、特に御座いませんが、ほとんど東京で行われる披露宴と同じと考えても良いかと思います。
また、遠方からの招待客には、お車代という名目で、個別に3万円位包んでお渡しする事がならわしです。