結納の儀について

ハワイでは、日本のように形式ばった結納の儀、というものはあまりみかけないですが、結納の儀の代わりというか、両家の親通しの顔合わせのような会を開催することはよくあります。

通常より、少しフォーマルなレストラン等で、きちんとしたスーツ姿でお互いの両親の顔合わせがあります。

結婚式披露宴について

結婚式は、通常教会で行われます。牧師さんにより進められていきますが、夫婦になることの宣誓や、結婚証明書に署名する手続き等が行われ、早ければ30分ほどで、長い挙式だと2時間ほどかかります。
その後、ホテルやレストラン等へ移動し、披露宴が開催されます。

結婚式披露宴に招待するゲストや、人数は?

 結婚式披露宴に招待するゲストは、主に家族や親戚、その他、友人や知人が殆どです。

日本のように、会社の上司や先生などは、あまり参加者に含まれず、アットホームな感じで行われるのが通常です。規模は20人~100人程度と、様々です。

結婚式にかかる費用について

ハワイでの挙式は、日本の挙式に比べると安いかもしれませんが、日本のようにご祝儀を頂く、という週間が無い為、海外挙式だけで安く見積もっても、個人負担は、100万円以上はかかります。
また、ドレスやアルバム、その他フォトツアー等の内容でいくらでも高額になります。

ご祝儀について

日本で行われる結婚式とは違い、ご祝儀を頂く、という習慣はあまりハワイの挙式ではありません。
後祝儀の変わりに、新郎新婦が求めている新婚生活に必要なグッズ、例えばキッチン用品やアルバムケース等をプレゼントとして贈るケースはあります。

引き出物の内容や数について

引き出物等も、日本のようにしっかりと返品する習慣は、ハワイではあまりありません。
ケース・バイ・ケースですが、軽いお土産として、ちょっとした記念品、例えばハワイ産と分かる内容のお土産等を贈るケースもあります。

二次会について

この点は日本とも似ており、2次会は、親しい友人等のみで、レストランやバーに行くケースが殆どで、両親や親戚等は、披露宴で帰宅するのが一般的です。
基本的には、飲み物等、個人負担ですので、新郎、新婦側が負担する、ということはあまりありません。

結婚式後の風習について

古代から伝わる風習や文化や、キリスト教の文化を取り入れています。

フラダンスややウクレレ、ハワイアンキルトなどの独特の文化や、神や自然を崇拝しながら暮らしていきながら、生活していくので、自然への感謝をこめた結婚式後の行事として行われることがあります。

その他、地域独特の儀式やしきたり

ハワイでは、ことあるごとにお花の首飾りである、レイを贈り合います。

レイには、感謝や祝杯、歓迎、そして時には決別等の意味がこめられていて、万感の想いを代弁します。結婚式にも、参列者に新郎新婦からのレイが送られることが多々あります。