結納の儀について

伝統的なチャモロ族はいわゆる結納の儀式は行われていないです。

そもそも結婚できるかどうかは、一族のリーダが決めるものです。

女性は結婚することによって、自分の地位を上げる目的で一族のハンティング力に悪い影響をもたらすからです。
結婚の意味は自分の一族の繁栄と発展に貢献することにあると考えられていたのです。
一族のリーダが状況を見て、誰、いつ、結婚することを決めるのです。

地位が高い女の子はいい氏族の人と結婚します。もちろん、新郎からもらう‘ギフト‘は価値があるかどうかは決め手です。

結婚式披露宴について

新郎からの‘ギフト‘は高くて、新婦の氏族が満足すれば、二人の結婚が許されます。
そして、二人の結婚を祝うために、それぞれの氏族が大きなお祭りを上げます。この祭りは何日も続けます。

もちろん、結婚式の費用は新郎の方が負担します。
決行することによって、新婦の氏族は一人の娘を失うことになって、その損失を補うため、新婦の氏族の悲しみを安らげるためにも、新郎が新婦のドレスと他の物もすべて準備しなければならないのです。

そして、新郎の氏族は娘が一人増えるため、一族を呼んで大きな歓迎パーティを上げます。

結婚式披露宴に招待するゲストや、人数は?

結婚式に招待する人はもちろん自分の両親と親戚だけです。氏族が大きれば、多くの親戚を招待しなけばなりません。

結婚式にかかる費用について

この伝統的な結婚式はいくらかかるかが分かりませんが、要すると地位の高い女性と結婚するには、資産が結構持っている家族の人しかできないです。

お金がない時代に、食糧が多い氏族じゃないといけないです。
結婚式に豚の丸焼きを準備しなければならないでのですから。長い時間をかげて、じっくり焼き上げます。

ご祝儀について

今の祝儀のようなものはないようです。

引き出物の内容や数について

もちろん、引き出物もないです。

二次会について

二次会もしないです。

結婚式後の風習について

結婚式後、新婦は新郎の氏族に移し住むのです。

その他、地域独特の儀式やしきたり

日本と同じように、結婚する前に将来の新郎は新婦の家を訪ねて、娘との結婚の許しを貰います。
これは、チャモロ族の伝統結婚式で非常に重要なプロセスです。普通初めての訪問では、新婦両親の許しがもらえないのです。
これは、新婦両親は娘を失って、名残惜しいからです。結婚する前にわざと新郎の家族に意地悪をするのです。

もちろん、もし二つの氏族中にもともと不仲があったら結婚が本当にできないです。
そういうこともなく、単に新婦の両親は新郎に気に入らない場合に、新婦を誘拐することもあります。

こんな時に、新郎は新婦を自分の村か、他のところの家に監禁して、最後に氏族の司祭のもとで簡単な式を挙げて結婚することもできます。